1年生や、ゆるぐ初体験の子もいるので、
先ずはあいさつゲーム。
音楽にあわせて歩きます。音楽が止まったら「最初はグー、じゃんけんぽん」
勝ったら相手の名刺をもらいます。
何回か繰り返して「一番たくさんもらったのは誰かな?6枚!すごいねえ」
さて、いよいよきょうのワークにはいります。
折り紙を切って丸、三角、四角をいっぱい作ります。

1年生はハサミでたくさんの丸、三角、四角を切るだけでも大変そう。。。
さあ、沢山の丸、三角、四角ができたところで
「3つ選んでやさしいを作りましょう」の言葉に
この会場でも戸惑いの声が…
「やさしい???どうやるん」
といいながらも、思い思いのやさしさを3枚で表現しました。

丸、三角、四角を使って顔を作ります。
顔型を選んで、画用紙に顔の輪郭を描いたら、
丸、三角、四角を使って顔のパーツや髪を作ります。

きょうは顔を作るといいながら、実は相手の顔を良く観察する、初めて会った人とも
コミュニケーションを取るというテーマがありました。
どうだったかな?(S)



プログラムでしたが、この会場は男の子が多く、元気よすぎるくらいでした。
1年生で「ゆるぐ」初めてのH君も元気いっぱいでした。
まず最初にお部屋の中の丸、三角、四角を探しました。
それぞれの形は使い方によって、意味を持ってくるんですね。

色々な色の折り紙で、丸、三角、四角をいっぱい切ります。
「切った折り紙を使って、画用紙の上に暑いを作って!」の先生の声に
「暑いを作る???」「どうゆうこと?」なんていいながら、思い思いの「暑い」を作りました。


形を選んだり考えたりしたところで、いよいよきょうのメインのワークです。
他の会場では、お友達の顔を作りましたが、ここでは自分の顔を作ることにしました。


今回は顔の形だけは、スタッフが10種類の型紙を用意してその中から選んだのですが、
納得いかないのか、あれでもないこれでもないと時間をかけて選んでいる子もいました。(S)
そのとき、N先生に伊藤若冲のニワトリを教えてもらいました。
浮世絵に興味を持ち始めていた娘に見せたら、かっこいい!とお気に入りになりました。
でもなかなか本物には出会えなくて、
今回三次に来ていると言うのででかけてきました。
白黒の屏風絵のにわとりは、元気で、かわいくて、見あきませんでした。
雪景色のなかのにわとりは、きれいで、ホントに出てきそうでした。
他にも琳派の屏風で、田中抱二のは、大きいのに絵は半分も描いてなくて、
こんなに何も描かない空間をつくるのも、勇気がいるよなあと感心したり、
絵巻もありましたが、住吉如慶のきりぎりす絵巻は、
虫の擬人化したもので、トンボの家来やらいましたが、
車をひいているのが、なめくじなのにはびっくりでした。
虫、ってどういう発想なんでしょうかねえ、昔の人って・・・
5月20日からは浮世絵猫づくし「にゃんとも猫だらけ展」があります。
いまから、娘は楽しみにしているので、また三次に行くことになりそうです。
あ、そうそう、
三次市内の三次商店街の「麦麦」というカフェはおしゃれで、ランチもとてもおいしかったです。
ここにもまた行きたいな。(N)
よさこいのダンスを見て、
はじめて頼山陽の資料館へ行きました。
五月人形は以前廿日市美術館でも展覧会がありました。
昔は神功皇后と武内宿禰のペアの人形も定番で、よく飾られていたのです。
その時は、はじめて見たので驚きました。
今回の頼山陽のところは、そのペアのはちょっと保存状態がよくないのでと
太閤秀吉の人形でした。
他にも楠正成の人形もいました。
五月人形は、こんな人になってほしいという人形なんでしょうが、
今なら誰の人形かなあとと考えると、
おもいつきません・・・(N)
名札作りも10分くらい熱中していました。

きょうは若いスタッフが初めて本を読みました。少し緊張気味。

部屋の中には丸や、三角、四角はあるかな?
「時計!」「スピーカー!」「三角ないなあ」といいながら折り紙で三角、丸、四角をいっぱい作ります。

さあ、いっぱいできたら、自分の顔の形にあった型紙を選んで…
画用紙に顔を描きます。

顔の輪郭を描いた紙を、向かいの人に渡します。
受け取ったら三角、丸、四角の折り紙で顔を仕上げます。よ~く観察して、話もいっぱいして。
「髪はらなーい」「嫌だ。おれ髪型の中でハゲが一番嫌い。紫の髪にして」なんていいながら
みんな仕上げていきました。

そして、観音会場は最後にアニメーション体験。
第1回は「身体を使ってアニメーション」
自分の身体を少しづつ動かしながらコマ撮りしました。
アニメーションはこういうことなんだ!(S)
お母様方と、「久しぶりって感じですね」と挨拶して今年度もいよいよ始まりました。
5月の本は「「くらべっこのじかん」
作:レスリー・エリー
絵:ポリー・ダンバー
初めてのお友達もいるので、第1回の「ゆるぐ」ではできるだけ人とコミュニケーションをとりながら
ワークをすすめるように考えました。
まず折り紙を使って丸、三角、四角をたくさん作ります。

顔の形は型紙から自分で選びます。
顔の形を好きな色で画用紙に描いたら、となりの人に渡します。
受け取った顔に最初に作った丸、三角、四角を使って顔を仕上げます。

「髪も張ってよ」の声に、「黒い折り紙切ってない」
「髪は黒にしなくてはいけないってことはないよ~」と新納先生。
「ええー」と不満気な声も。でもいろいろカラフルな作品になりました。



自分が作っている顔の人の名前を聞いて顔の下に名前を書いて、
自分の名前も書いて出来上がり!
最後にみんなで発表しました。(S)
・・・おまけ・・・

スタッフ小林さんが作った新納先生の顔
楽しいアートの出前をと出かけていきました。
絵本を託けましたが、ゆるぐからも何かと思い、クレヨン、紙など持っていっていただきました。
「ゆるぐ」の活動で、いつもより少ないクレヨンをみんなで使うときに、震災に遭った子ども達の事に思いを馳せてくれたらいいなと思っています。(S)
ベルギーのっても「誰がいる?」と思ったのですが、
ガブリエル・バンサンといわれ、お~。
原画も凄い迫力でした。
印刷工程の原稿もあって、本になるまでに何回も推敲している様子が分かりました。
絵といってもコラージュも多くて
サビーン・クレメントのは印刷だとぺたんとした一枚の絵に見えるんだけれど、
実際は薄い茶色のかみが人物の周りにだけ下の紙にくっついていて、
周りはうかんでいて、立体的になっていたり、
カルル・クヌートの発色やこまやかさが、印刷ではいまいちなんだと気が付いたり、
全体に、とってもおしゃれな印象を受けました。
お話もスマートで、気が利いていて、ちょっと笑えて、
全部読みたいなあと思いました。
美術館で立ち読みした中では
カンタン・グレバンの「ねぇママ、どうしてきょうりゅうはがっこうへいかないの?」
マリオ・ラモ「 いちばんつよいのはオレだ」
是非是非、学校で読んであげたいなあと思ってます。
この日はママレンジャーのみんなと一緒なので、
一つ一つの作品にああでもないこうでもないと語りあいながら見て回れました。
お昼は美術館別館のレストランでいただきました。
お店には店長さん作の絵や切り紙細工が並んでいました。
食事を待っている間に、
店長さんが切り紙細工を目の前で作ってくれました。
すごーい。
美術館の裏にある入船山記念館の綺麗な洋館をみてから帰りました。
楽しい一日でした。(N)